小型の潜水ガモです。オスは黒と白、メスは赤茶色の頭が目印で、秋から冬にかけて英国へ渡る個体もいます。
オスは白い体に黒い模様が入り、メスは頭が赤茶色です。
冬のミコアイサの食卓は、同じ地域の水辺でも違っていました。オランダのアイセル湖では、胃などから見つかった魚996匹分のうち、数で約96%をワカサギの仲間のスメルトが占めていました。パーチというスズキの仲間も食べていましたが、その割合は約3%でした。小さな魚が集まる湖で、スメルトが主な獲物になっていたのです。
1977年1〜3月に調べられた21羽のうち、アイセル湖の12羽に対して、近くのケテル湖では4羽すべてからパーチが見つかりました。この湖にはスメルトがほとんどおらず、ほかにラフやパイクなども食べられていました。食べた魚は、胃などに残った耳石という硬い小さな部分や骨から種類や大きさが調べられています。各水域を合わせると、魚の67%は長さ5〜6センチの組に入りました。ミコアイサは潜った先で、水辺ごとに顔ぶれの違う小魚を捕らえていました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
京都府の2026年版レッドデータブックでは、河川の改修、水質の悪化、レジャーなどによる生息環境の悪化が脅威として挙げられています。府内では冬を過ごす個体数が少なく、必要な対策として、越冬する場所の環境を詳しく把握することが示されています。