カンムリシャクケイは頭の目立つ冠羽を持つ大型の鳥です。ベリーズの森にすみ、木の上で過ごすことが多いと紹介されています。
頭の上に目立つ冠羽があります。ベリーズ動物園の種紹介では、大型の鳥として記されています。
カンムリシャクケイは、果実に加えて葉や虫も食べる森林の鳥です。パナマのバロ・コロラド島では、木々の上で若葉をついばむ姿が詳しく調べられました。果実を丸ごと飲み込む食事とは違い、葉を食べるときには、くちばしで何度も小さくちぎるような動きが見られます。
2015年六月から八月の調査で記録された百四十一の食べ物のうち、葉が約六割を占めました。虫が約四分の一で、果実は約一割でした。食べた葉の中では、やわらかい若葉が八割以上を占めています。一枚の葉を食べるのに何度もつつき、長い場合には二分ほどかかる場面もありました。
観察された食事の大半は木の上でした。若葉は成熟した葉よりやわらかく、窒素も多く含みます。この島の鳥の食卓には、果実だけでなく、葉や虫も大きな割合で並んでいました。木の種類や季節ごとの実りに加え、葉を食べる行動を調べることで、森林の中で利用している食べ物が具体的になっていきます。
IUCNレッドリスト(BirdLife掲載) · 準絶滅危惧(NT) · 世界
BirdLifeの世界評価は準絶滅危惧です。狩猟に加え、森林の減少や伐採も脅威です。餌の種類や採食場所を調べる研究は、鳥が利用する木々や森林の環境を把握する基礎になります。