木の上で暮らし、アリを主に食べる小さなアリクイです。
黄褐色の毛に、背・脚・尾の灰色が混じります。背中には不規則な黒い筋があり、腹側にも黒い筋があります。
ブラジル北東部、リオグランデ・ド・ノルテ州バイア・フォルモーザで、2008年、著者の一人がヒメアリクイを手にしていた漁師に出会いました。漁師は近くの森で見つけたと話しています。論文は、この個体を州内で初めて正確な場所が分かった記録として報告しました。場所は州最大の大西洋岸森林のまとまりにあり、マタ・エストレーラ私設保護区から約50メートルでした。
地図上の位置が記録された最寄りの標本は、州境を越えたパライバ州のママングアペで採集され、今回の地点から約40キロ離れています。論文は、今回の記録で保護区の周辺に本種がいることを確認したと述べていますが、現在の個体数は示していません。著者らは、この地域での分布と個体群の現状を調べる必要性を挙げました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
2018年の分類研究を踏まえ、2021年の論文はヒメアリクイ(Cyclopes didactylus)を、北部アマゾンとブラジル北東部の大西洋岸森林に分かれて分布する種として扱っています。同論文は、2008年にリオグランデ・ド・ノルテ州の森林保護区近くで得られた記録を報告し、現在の生息状況を調べるよう提案しました。これは古い一地点の記録で、現在の個体群や世界区分・評価日・増減傾向は確認できていません。