オスは、頭の上部に2対の小さな角状の突起があります。
頭から胸は暗い赤茶色で、脚には濃い輪模様があります。
Austrarchaea karenaeの名前の基準となったオスでは、いちばん前の脚の、太ももに当たる節が3.17ミリメートルあります。体長の2.97ミリメートルを上回る長さです。おなかの背中側には硬い板があり、前方では腹側の硬い部分とつながり、最初の一対のこぶまで伸びています。後ろの一対のこぶは、それぞれ別の小さな硬い板に覆われています。
このオスは、1997年十一月二十四日、クイーンズランド州のウィンザー高原にある標高1060メートルの雨林で得られました。2012年の原著で、種の名前の基準となった標本です。研究者は顕微鏡を使い、脚の節や体を百分の一ミリメートルの単位で測りました。頭と胸を覆う部分は、前後の長さが1.15ミリメートル、高さが2.49ミリメートルあります。長い前脚の節と、高く立ち上がる頭から胸にかけての部分が、数ミリメートルの小さなオスの具体的な姿を形づくっています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
本種の確認地があるウィンザー高原では、公園の森林環境を守る管理方針が示されています。マウント・ウィンザー国立公園の2013年の管理方針は2024年に延長され、伐採や放牧を受けた場所の回復を、継続的な確認と、外来生物や家畜の除去を通じて進めることを挙げています。火災管理方針の整備と、保全上重要な種に関する長期調査も求めています。本種の確認地域を含む森林を対象とする方針です。