ヤマバクは、南アメリカ北部のアンデス山地にすむバクです。寒い山の環境に合う厚い毛に覆われています。
ほかのバクより長く厚い毛と下毛があります。バク類に共通する短い鼻先は枝や葉をつかむのに役立ちます。
エクアドルのヤマバクを対象にした2015年の分布モデルでは、環境に合う場所の広がりは約21,729平方キロメートルと推定され、主に東アンデスの山地に位置しました。モデルの範囲の約98%は10種類のアンデス生態系にまたがり、草本性パラモと北東部の山地常緑林が代表的な環境に含まれました。前者は約5,601平方キロメートル、後者は約4,208平方キロメートルを占めました。
現在の土地利用による生息地の減少を重ねると、モデル上の適地面積は約17%小さくなりました。気候シナリオだけでは最大37.86%、土地利用と気候変化を組み合わせると19.90〜44.65%の縮小幅が示されています。保護区にはモデル上の適地の約36〜48%が含まれました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
エクアドル国内の2015年分布モデルでは、ヤマバクの潜在的な環境は主に東アンデスに広がり、土地利用による生息地喪失を重ねた場合、モデル上の面積は約17%減少しました。保護区はモデル上の分布の約36〜48%を含み、アンデスの森林やパラモの保全が地域の計画課題として示されています。