チョウセンノウサギは、背中が茶色や灰色がかり、腹側が淡い毛のノウサギです。草木の多い平地から山地まで暮らし、夕方や夜の初めに開けた場所で餌を食べる姿が記されています。
背中の毛は茶色または灰色がかった茶色で、腹側はより淡く、白っぽいことがあります。長い耳と、よく毛の生えた足を持ちます。
研究者は二〇〇九年から二〇二〇年までに中国本土で集められた、大型・中型哺乳類の野外記録を整理しました。重複を除く前は四万二千九百三十七件あり、整理後の一万二千三百九十七件は五千四百六十一地点に及びました。記録にはカメラ撮影のほか、直接観察や捕獲、DNAによる確認などが含まれました。
種リストにはチョウセンノウサギが載る一方、整理された野外記録にはこの期間の中国本土での確認例がありませんでした。
この研究の対象は大型・中型哺乳類百四十一種で、野外記録では百三十四種が確認されました。記録のなかった七種の一つがチョウセンノウサギでした。論文はマンシュウノウサギとの分類や分布境界にも未解決点を挙げています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
中国本土の二〇〇九~二〇二〇年の資料では、チョウセンノウサギの確認済み記録がありませんでした。論文はマンシュウノウサギとの分類や分布境界を課題に挙げています。