アメリカソリハシセイタカシギは長い脚と上向きに反ったくちばしを持ち、浅瀬で小さな水生動物を探します。
繁殖期の成鳥は頭と首が赤茶色ですが、冬は灰白色になります。白黒の体と反ったくちばしはどちらの季節にも見られます。
サンフランシスコ湾南部では、塩田を干潟へ戻す再生事業の途中に、アメリカソリハシセイタカシギなどの水鳥がどこで繁殖し、採食し、休むかを調べました。2019年の繁殖期の記録を、再生前に行われた2001年の調査と比べています。管理された池は、調査地で利用できる環境の約26%でした。対象は繁殖期の水鳥で、池の中での細かな場所の使い方も記録しました。
管理池では、対象水鳥の採食行動の観察が42%を超えました。アメリカソリハシセイタカシギは主に水を含む裸地で採食し、池の中では島や堤防の近くで記録されました。塩田として稼働中の池では、採食する個体の観察が2001年から2019年の間に92%減りました。水鳥の行動は管理池や潮汐湿地で比べられました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
著者らは、潮の干満がある湿地を再生しながら、残る管理池には繁殖用の島と、採食しやすい浅い地形を設けることを提案しています。池、島、堤防を組み合わせて残し、鳥の利用状況を確かめながら再生を進めることが、アメリカソリハシセイタカシギの繁殖地と採食地を支えます。