エチオピア高地の山頂域に分布するフランコリンです。アフロアルパイン帯と亜アフロアルパイン帯の環境で暮らします。
ショア山地の個体では、喉は黄褐色で黒い斑点があり、背や翼は赤褐色に黄褐色と灰色が混じります。
エチオピア高地にすむシャコの一種で、草地や低い茂みを使います。グアッサの保全区域では、草や低い植物の間を歩き、地面近くで食べ物を得ています。山地の森林や植林地と、草が広がる場所が交じる中で、地面近くの植物も、この鳥の暮らしを形づくっています。
2023年に発表された研究は、2020年に、グアッサと、その南にある人の利用が多い地域をカメラで調べました。グアッサでは、データを得た九十八か所のうち、六十八か所に鳥が写っています。撮影地点では、草のような植物の種類や、木の広がり、道からの距離なども確かめられました。
グアッサでは、草のような植物の種類が多い場所ほど、鳥がその場所を使う確率が高くなっていました。林の帯よりも、低い茂みや草地がよく使われています。道や小道に近い場所にも、利用が多く見られました。高地の鳥の居場所は、植物の種類と、茂みや小道が組み合わさる細かな風景に結び付いていました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
2023年の研究は、エチオピア中央高地の生息場所で、耕作や家畜の放牧、住居の拡大、単一の樹種の植林などを課題に挙げています。グアッサでは、地域の人が土地を共同で管理する仕組みが続いています。研究者は、草地や低い茂みを保ち、自然環境を守る管理を続けることを提案しています。