頭にふさふさした冠羽があり、腹は黄色みを帯びるタイランチョウです。木の枝や低木から飛んで虫を捕らえ、木の実も食べます。
成鳥はオリーブがかった褐色の背と、目の周りの白い輪をもちます。頭の冠羽はよく目立ち、喉は淡色、胸は灰色がかり、腹は淡い黄色です。
この研究の対象は、亜種 subpagana でした。 コスタリカのラ・セルバ生物研究所周辺で、2011年3〜4月にキバラシラギクタイランチョウの巣が3つ見つかりました。そのうち1巣では、巣作りから巣立ちまでを追い、巣から約5m離したカメラなどで抱卵や子育てを約21時間記録しました。
親鳥二羽が雛へ餌を運び、帰ってきた親から抱卵中の親を経て雛へ餌が渡る場面も5回ありました。運ばれた餌にはハエや甲虫、ナナフシ、ハチ、クモのほか、ベリー類が含まれていました。3つの巣は、いずれも地上1.2〜4.8mの枝に作られ、草木の繊維をクモの糸でまとめた浅い椀形でした。この巣では、抱卵は15〜16日続き、雛は孵化から14日後に巣立ちました。雛の糞を包む袋を、親鳥が巣の中で食べる行動も記録されています。
IUCNレッドリスト · 低懸念(LC) · 世界
IUCNレッドリストの2021年版世界評価では、キバラシラギクタイランチョウはLC(低懸念)です。BirdLifeのコロンビア国別一覧も、この種をLCとして掲載しています。