中央アジアで繁殖し、アフリカ内陸部で越冬するチドリです。繁殖地と越冬地を季節で移動します。
繁殖期のオスは、白い顔と腹の間に幅広い栗色の胸帯があります。灰褐色の背と細長いくちばしも見られます。
塩性の池、草地、耕作地を利用します。繁殖期には甲虫、バッタ、アリなどの昆虫や幼虫を主に食べます。
カザフスタンでは、地面の浅いくぼみに少量の草や小石、塩のかけらを敷いて巣を作り、3個の卵を産みます。昼はメス、夜はオスが卵を温め、ふ化したひなも両親が世話します。
カザフスタンでは繁殖を終えると、多いと100〜200羽ほどの群れを作って移動を始めます。秋の渡りは8月中旬から下旬ごろに始まり、9月中旬ごろまで続きます。
繁殖期のオスの栗色の胸帯には、下縁に細い黒帯があります。メスの胸は灰色がかった黄色で、この黒い縁取りを欠きます。冬羽では胸が褐色がかり、幼鳥の背の羽には明瞭な黄色い縁があります。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。