オーストラリアサンカノゴイは、葦やイグサが密生する湿地にひそむ大型のサギの仲間です。危険を感じると首とくちばしを上に向けて動かず、植物にまぎれます。
体つきはがっしりしており、背側には濃い茶色・黄褐色・黒の模様、腹側には茶色と黄褐色の縞があります。
単独で行動し、夜を中心に湿地で鳥・小型哺乳類・魚・カエル・甲殻類・昆虫などを捕らえます。オーストラリアでは繁殖期は通常10月から2月ですが、内陸の洪水時にも繁殖します。
ヨシ原の水面近くに植物を重ねた巣を作ります。卵は3〜6個、ふつう4〜5個で、メスだけが最初の卵から抱卵し、期間は25日です。
メスはオスよりかなり小さいものの、羽色は同様です。羽の暗さには個体差があり、淡い鳥、暗い鳥、赤みの強い鳥がいます。
幼鳥は成鳥に似ていますが、全体に淡く黄色みが強く、下面の筋は赤褐色です。目は黄色で、顔の裸出部は淡い緑色から黄緑色です。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。