ガラパゴス諸島に固有のカモメです。成鳥は暗い頭と翼の白い縁が目立ち、海岸の植物の陰に巣を作ります。
成鳥はすすけた色の頭と暗い灰色の体を持ち、翼の前縁には白い線があります。
ガラパゴス諸島にすむイワカモメで、染色体レベルの基準ゲノムが初めて作られました。試料は、2024年7月9日にサンタ・クルス島のプエルト・アヨラで採取した成鳥のメス1羽の血液です。
完成版は約13億塩基対で、他のカモメの染色体情報を参考に34の染色体単位へ整理されました。BUSCO指標では遺伝子の99.95%が完全な形で確認され、鳥の性染色体WとZも含まれています。研究者はこのゲノムを、系統地理や個体群の遺伝的特徴を調べる基準資料として公開しました。本種は世界で最も希少なカモメとされ、島の個体数は約300〜600羽と推定されています。集団の違いを追う基準が加わり、科学に基づく保全と管理に役立つ研究に利用できます。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
著者らは、このゲノムをイワカモメの進化の歴史や島ごとの遺伝的な違いを調べる基準に位置づけています。試料はサンタ・クルス島で採取した成鳥のメス1羽から得られ、集団間の比較研究に使える資料となりました。