水辺の森にすむ小型のネコで、額が平たい細長い頭が特徴です。
頭は細長く額が平たく、小さな丸い耳は低い位置にあります。足の指の間には水かきがあり、毛は赤褐色がかって顎や腹は白く見えます。
スマトラ島カンパル半島の泥炭湿地林では、2015〜2019年の4年間のカメラ調査でマレーヤマネコが11回撮影されました。約1,300平方キロメートルの区域にわたる初記録です。撮影は2015年に5回、2017年と2018年に各1回、2019年に4回で、著者らは複数の個体が写った可能性が高いと見ています。
11回のうち10回は18時30分から翌朝6時までで、多くは22時から1時に記録されました。残る1回は16時21分です。記録地点の標高は平均4メートルで、水源までの平均距離は351メートル、最遠は1.2キロでした。森は川沿いと泥炭湿地林で、一部に大きな木の伐採跡がありました。 11回とも水辺の近くで見つかりました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
この研究は、森林を守る取り組みが行われている民間の生態系回復事業区域でも、マレーヤマネコが生息する証拠を示しました。著者らは、半島での保全計画に向けて、すみかや暮らしをさらに調べる必要があると述べています。