ハナジロヒゲサキは、南米の森林の樹冠で果実や木の実を食べるサルです。
黒い毛におおわれ、赤い鼻と上唇は白い毛で縁取られています。尾は長く、ふさふさしています。
アマゾンにすむハナジロヒゲサキは、硬い殻に包まれた未熟な果実の種子を食べます。Barnettらはブラジルのタパジョス川中流域で、サルが食べた27種の果実を調べ、歯形と殻の割れやすさを比べました。17種には合わせ目があり、そのうち6種は合わせ目がくっついて開きません。10種には合わせ目がありませんでした。
開く合わせ目のある果実11種のうち8種(約73%)では、歯形が殻の合わせ目に集まっていました。11種すべてで合わせ目は殻の表面より割りやすい部分でした。合わせ目のない果実10種では、9種で歯形が殻の最も薄い部分に集中しませんでした。果実の種類によって、殻の割れやすい場所は変わります。ヒゲサキは硬い果実から種子を取り出して食べます。果実の構造に合わせた食べ方です。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
ブラジルのタパジョス川中流域で27種の硬い果実を調べた研究では、ハナジロヒゲサキの歯形が、開く合わせ目をもつ果実11種のうち8種で合わせ目に集中しました。果実の構造と種子を食べる方法の関係が記録されています。