森林や草地、人里近くも利用するジャコウネコです。
体には小さな暗い斑点があり、背中ではしま状に並びます。尾には白黒の輪模様があります。
同じ地域で暮らすコジャコウネコとアジアパームジャコウネコを比べた研究があります。パキスタンのピル・ラスラ国立公園周辺で30地点にカメラを置き、2018〜2021年に記録しました。コジャコウネコは11地点で1,321回、アジアパームジャコウネコは7地点で98回写りました。コジャコウネコの記録は午前2〜5時、アジアパームジャコウネコは午後7時から翌午前1時ごろに多く、使う場所や活動時刻はあまり重なりませんでした。
ふん44個を調べると、コジャコウネコが食べたものは17種類で、植物8種類、動物9種類でした。ヒマラヤナシの実が最も多く、家畜の鶏も見つかりました。アジアパームジャコウネコと食べ物はよく似ています。食べ物が似ていても、活動する場所や時刻がずれることが、同じ地域で暮らす手がかりになると研究者は考えています。
IUCNレッドリスト · 低懸念(Least Concern, LC) · 世界全体(Viverricula indica)
IUCNの世界評価では、コジャコウネコは低懸念(LC)です。最新の評価記録は2024年版です。広い地域にすみ、人の影響を受けた土地を含む多様な環境を使うことが根拠に挙げられています。農地や人の手が入った森でも、数が保たれている地域があるとされています。