世界各地で家畜として育てられているウシです。草を食べ、飲み込んだ食べ物を口に戻してかみ直します。
がっしりした体を持ち、毛色は黒、白、赤茶色などさまざまです。一般にオスはメスより大きくなります。
ウシは人の顔を区別し、顔と声が同じ人のものかを行動で示しました。2026年、フランスの農場で飼われていたホルスタインを対象に、2つの画面へ見慣れた人と見知らぬ人の顔を同時に映す実験が行われました。映像に使った人は、牛を毎日世話する4人と、初対面の4人の男性でした。無音の映像では、牛は見知らぬ人の顔をより長く見ました。
次の試験では、顔の映像と人の声を組み合わせ、声と同じ人の顔が映る場合と、別の人の顔が映る場合を比べました。牛は声と一致する顔をより長く見ました。顔だけの試験では22頭、顔と声の試験では17頭の結果が解析に使われました。研究者は、牛が人の顔と声を結びつけていることを示す結果と解釈しています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
FAOの家畜多様性情報システムは、家畜のリスクを品種ごとに記録・監視しています。日本の見島ウシは、国指定天然記念物「見島ウシ産地」として保護されています。山口県によると、成牛33頭まで減った1975年から保護増殖事業が進められ、2020年の飼育頭数は約90頭になりました。