木の上で多くの時間を過ごすサルで、地上へ降りて食べ物を探すこともあります。
頭の上に黒く粗い毛があり、顔の横には黒い毛が伸びています。
フサオマキザルは、枝の上で尾を巻き付け、手を伸ばして食べ物を取ります。尾は、枝の上で座ったり、しゃがんだりするときにも使われます。手足と尾を組み合わせた姿勢で、木の上の食べ物に届いています。
二〇二五年の研究は、フランス領ギアナの雨林で、同じ木を使うフサオマキザル、アカホエザルの一種、キンカジューを比べました。二〇一九〜二〇二〇年と二〇二二年に、高さ三〇〜四〇メートルの木の枝で撮られた写真を使い、尾と枝の使い方を調べています。フサオマキザルについては、一一九の観察場面から姿勢や動きを分類しました。
フサオマキザルが尾を巻き付けていたのは、主に枝の上で体を止めているときでした。しゃがむ、座る、二本の足で立つなど、いくつもの姿勢で尾を枝に添えています。幹から伸びる太い枝の上で、尾を巻き付け、腕を伸ばして餌をつかむ姿もありました。木の上の食事では、食べ物をつかむ手だけでなく、足場をつかむ尾も働いていました。
IUCNレッドリスト · 低懸念(LC) · 世界
IUCNの二〇二〇年四月三日の評価を二〇二一年に改訂した版では、フサオマキザルは種全体で「低懸念」とされています。一方、分布の一部では狩猟などによる減少が報告されています。食肉やペットのための捕獲、森林の伐採、農地や道路の拡大などが保全上の課題です。フランス領ギアナのヌラグ自然保護区、ガイアナのイウォクラマ森林保護区、スリナム中央自然保護区など、多くの保護地域で暮らしています。