農耕や乳などのために飼われてきたスイギュウです。暑いときには水や泥を利用して体を冷やします。
大きな角と、まばらな体毛を持ちます。家畜の型によって、角が外へ広がるものや強く巻くものがあります。
水牛は水浴びをし、木陰に入って暑さをしのぎます。2021年、キューバの研究者は同じ9頭の若いメスを、草地の放牧地と、牧草に飼料木を植えた放牧地で観察しました。暑さの強さを変えた四つの条件で、朝6時から夕方6時まで、10分ごとに行動を記録しました。
暑さが強い条件で、水浴びの時間は草地の放牧地で平均2.35時間、飼料木のある放牧地で1.18時間でした。一方、木陰で過ごす時間はそれぞれ1.71時間と2.62時間で、飼料木のある場所で長くなりました。
えさを食べる時間も、飼料木のある放牧地で長くなりました。水浴びと木陰で過ごす時間を合わせると、草地の放牧地は4.06時間、飼料木のある放牧地は3.81時間でした。木陰のある場所でも水牛は水浴びを続け、二つの方法を合わせて暑さに対応していました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
ICAR-NBAGRが公表したインドの「Breed Watchlist 2022」では、在来水牛のチリカ種とトダ種が「Vulnerable(リスクあり)」に分類されています。評価はインドの第20回家畜センサスの品種別報告を使い、繁殖するオス・メスの数、個体数、近親交配などをFAO基準で見ています。