セアカリスザルはコスタリカとパナマの太平洋岸に限られた小型のサルです。湿った森の樹上で暮らします。
細身で尾が長く、体は黄褐色、腹は淡い黄色です。頭頂は黒く、背には金色がかった赤色があります。
セアカリスザルは、コスタリカ中央太平洋岸の森に暮らします。研究者は304個のふん試料を集め、233頭分の遺伝子型を確認しました。14の群れを含む地域で、森の間に広がる土地の種類と、群れ同士の遺伝的な違いを比べました。試料は2008年9月から2009年4月に集められ、16のマイクロサテライト領域を解析しました。
調査地域内には二つの遺伝的なまとまりがあり、その間にも最近の遺伝子流動が見つかりました。大規模な油ヤシ農園は、群れ間の遺伝子流動に中程度の障壁となっていました。この影響は群れの間を長く隔てた比較で表れ、同じ個体群内では弱まりました。牧草地、川、住宅地では同様の影響が見られませんでした。遺伝子のつながり方は、間にある土地の種類と調べる距離によって異なりました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
コスタリカの調査では、大規模な油ヤシ農園が、離れた群れの間の遺伝子流動に中程度の障壁となっていました。牧草地や川には同様の結果が見られませんでした。