本州・四国・九州の水田や池などにすむイモリです。暗い背中と、赤地に黒い模様のあるおなかを持ちます。
背中は黒褐色で、おなかは赤色に黒い斑紋があります。尾は左右から平たくなっています。
ミミズや昆虫、カエルの幼生などの小動物を食べます。
メスは水草などに卵を一つずつ産み付けます。生まれた幼生は水の中で育ちます。
幼生から姿を変えたあとは陸上でくらし、成熟すると水中で過ごすことが多くなります。
滋賀県高島市の湿った水田と隣の土の水路で、2008年に幼生を調べた研究では、捕獲記録のべ52件のうち51件が土の水路、1件が水田でした。
同じ地域で2009年に調べた水田と土の水路5組のうち4組では、おとなの捕獲数は5〜6月に水路で多く、7〜8月には水田で多くなりました。
繁殖する時期のオスは、尾などに青白い色が現れます。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
日本の第5次レッドリストでは準絶滅危惧に選ばれています。水田や水路の乾燥、陸上で育つ草地や林の減少、飼育用の大量の採集が生息を脅かしています。