長いくちばしで干潟の泥を探る渡り鳥です。オーストラリアでは南半球の夏に、浅い水辺で小さな無脊椎動物を探します。
繁殖羽では顔と下面が赤褐色になります。非繁殖羽では上面が灰色で、下面は淡色です。長いくちばしはわずかに下へ曲がります。
インド南東部のヴェダラニヤム湿地で、研究者はサルハマシギ、トウネン、コアオアシシギの採食を調べました。1986年11月から1987年3月まで昼間に鳥を観察し、くちばしで餌をついばむ速さを比べました。三種のうち、サルハマシギの速さは中間でした。観察地はベンガル湾沿岸の約2,400ヘクタールに広がる干潟を含む湿地です。
ついばむ速さは体やくちばしの大きさ、餌を取る動き、餌場の地面、食べる物と関係していました。サルハマシギとトウネンでは、餌の多さとついばむ速さに関係が見られず、コアオアシシギでは異なる傾向でした。三種を合わせて148時間観察し、合計327,055回の行動を記録した調査です。一回の観察は10分間で、30分ごとに記録しました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
ヴェダラニヤム湿地では、サルハマシギの採食行動が餌場の地面や食べ物と関係していました。干潟や浅い水辺の地面と餌生物を保ち、鳥が餌をとる場所を継続して記録することが、渡り鳥の利用する湿地を守る手がかりになります。