大きな翼で滑るように飛び、動物の死体を食べる鳥です。
成鳥の体は黒く、翼の下に白い部分があります。幼鳥の頭は暗い色で、翼の下の模様もまだらです。
カリフォルニアコンドルは、動物の死体を食べる大型の鳥です。野生へ戻す保全事業が続く一方、餌の中に残った鉛が大きな課題になっています。銃弾は当たったときに細かな破片になり、死体の中へ残ることがあります。それを肉と一緒に飲み込むと、鳥は鉛にさらされます。
2026年の研究は、野生へ戻された集団で、死因の変化を年や季節ごとに分析しました。鉛中毒による死亡の推定確率は、再導入の開始以降に上昇したことが示され、特に中部カリフォルニアで目立ちました。成鳥が強く影響を受け、年齢による餌の取り方の変化も、理由の候補とされています。
ひなには、小さなごみも危険になります。親が巣へ運んだガラス片やふたなどを飲み込み、消化管が詰まることがあります。保全では、空を飛ぶ個体を増やす仕事に加え、口に入る鉛やごみを減らす仕事が必要です。食べ物を得る場所の状態も、親鳥とひなの暮らしに結びついています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
餌に残る銃弾の鉛による中毒、小さなごみの飲み込み、送電線などとの事故が脅威です。回復事業では、鉛を含まない弾への転換や、ごみなどの危険を減らす取組が重視されています。