成鳥は淡い桃色の胴と黒い頭・翼・尾が目立つムクドリです。草原で繁殖し、冬はインドへ渡ります。
成鳥は淡い桃色の胴に、光沢のある黒い頭・翼・尾を持ちます。若鳥は灰褐色と黒の羽色です。
バライロムクドリの遺伝的多様性を調べた研究は、中国新疆ウイグル自治区の4地域にある10集団から108個体を調べました。ミトコンドリア遺伝子COIとCytbの配列を使い、集団内と集団間の変異を比較しています。新疆の個体群を対象に、遺伝的なつながりを測りました。
COIでは62種類、Cytbでは69種類のハプロタイプが確認されました。遺伝的な違いの大部分は同じ集団の中にあり、集団間の変異は小さい結果でした。著者らは新疆の一部集団で地理的な孤立の危険を挙げ、移動経路を保ち、集団間の遺伝子交流を続けることを保全上の課題として示しています。平均ハプロタイプ多様度はCOIで0.976、Cytbで0.944でした。 平均ハプロタイプ多様度はCOIで0.976、Cytbで0.944でした。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
中国・新疆ウイグル自治区の4地域で108羽を調べ、遺伝情報を10集団で比べた研究です。地域ごとの集団内に多様な遺伝的特徴があり、集団間でも遺伝子のやり取りが示されました。一方、一部の集団では近年の減少と地理的な隔たりが指摘されています。著者らは、渡りの経路と集団間のつながりを保つことを保全上の要点に挙げています。