アメリカオオソリハシシギは上に反った長いくちばしで泥や砂を探り、水辺の小動物を食べます。繁殖期とそれ以外で羽の模様が変わります。
嘴は長く少し上に反り、先は黒く、基部は繁殖期には橙色、非繁殖期には桃色です。繁殖羽では体の上下に褐色、白色、赤褐色の横斑があります。
カナダ中部のプレーリー・ポットホール地域で、1995〜2001年に繁殖するアメリカオオソリハシシギとアメリカオオハシシギを7年間追跡しました。アメリカオオソリハシシギの年ごとの見かけの生存率は0.953±0.012で、調査された大形シギ類の中でも高い値でした。
繁殖地への定着も強く、再び同じ相手と組んだつがいや、相手を変えたオスは、以前の巣から通常300メートル以内に営巣しました。一方、相手を変えたメスは以前の巣から1.1〜1.5キロを超える遠い場所へ移る傾向がありました。アメリカオオソリハシシギでは戻ったつがいの85%、アメリカオオハシシギでは28%が再び同じ相手と繁殖しました。再会率には種差がありました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
この研究では、自然死亡率が低い大型シギ類では、人の活動による死亡が加わると全体の死亡が増えると説明しています。繁殖地での衝突や、非繁殖地での狩猟による損失を減らすことが保全上の課題です。