東ヨーロッパから中央アジアにかけて繁殖するチュウヒです。オスは淡い灰色、メスや若鳥は褐色系で、開けた土地に暮らします。
オスは淡い灰色の上面と黒い翼先を持ちます。メスは翼の下面に縞があり、幼鳥は赤褐色です。
1989年の春、イタリア南東部オトラント南方約5キロの観察地で、チュウヒ類三種の渡りを計291時間調べました。ウスハイイロチュウヒは72羽が記録され、成鳥のオスは3羽でした。この3羽はすべて3月に通過し、メスや若鳥より早く現れました。調査は3月10〜20日、4月6〜16日、5月7〜19日の三期間に行われました。日の出後1〜2時間から日没後1時間まで観察しました。
ウスハイイロチュウヒのメスは4月の記録の63%を占め、5月は37%でした。若鳥の96%は5月に記録されました。比較したハイイロチュウヒは323羽、ヨーロッパチュウヒは132羽でした。ヨーロッパチュウヒでは成鳥オスとメスの通過時期に差がなく、若鳥は成鳥より遅く通過しました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
ウスハイイロチュウヒは、4月に主に成鳥メス、5月に主に若鳥が通過しましたが、観察された時間帯には月ごとの大きな差が見つかりませんでした。成鳥メスだけを比べても、4月と5月で通過時刻に有意な差はありませんでした。