記載されたオスの腹部は黄白色で、暗い茶色の大小の模様があります。
記載されたオスの腹部には白い毛が房のように生えています。記載されたメスの腹部では、オスより暗い茶色の部分が多くなっています。
Eriauchenus millotiの詳しく記載されたオスでは、前の中央の目が、大きな盛り上がりの上にあります。長い大あごには下向きの小さなとげがあり、オスでは根元から0.30ミリ、メスでは0.33ミリの位置にあります。大あご自体の長さは、それぞれ1.81ミリと1.89ミリでした。頭を上へ伸ばした部分の前に、長い大あごが下がる輪郭です。目の盛り上がりや大あごの小さなとげにも、腹のまだら模様とは別の細かな特徴があります。
2018年の研究には、おとなだけでなく幼体の採集記録も残されています。2008年12月25日、アンドハヘラの標高100メートルの地点では、焼畑で人の手が入った森林に囲まれた、渓流沿いの雨林から幼体一頭が得られました。落ち葉をふるいにかけ、そこから小さな生き物を取り出す方法による採集です。オスとメスの形を記載する標本に加え、この幼体の記録が、周辺の景観と結びついた具体的な居場所を伝えています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
本種の記録があるアンドハヘラでは、焼畑や森林火災、違法な選択伐採などが保全上の課題です。保護区を支える基金FAPBMは、地域住民が公園委員会や保護区の支援委員会を通じて保全活動に参加する共同管理を説明しています。周辺住民の参加を通じて、森林の保全と地域の活動を組み合わせる仕組みです。