浅い水に入りながら草を食べる、湿地のウシの仲間です。
体は赤茶色で、腹側やのどに白い部分があります。脚や体の暗い模様は、地域の集団によって異なります。
ザンビアのカフエ平原で暮らすリーチュエは、水の深さが変わると使う草地を変えます。Blaser-Hartらは、水位の記録、草の量、群れの分布を調べ、雨季から乾季への移り変わりを追いました。水が上がる時期には、シロアリ塚のある草地にいる割合が増え、深く冠水する草地では減りました。浅い草地は一年を通じて使われ、深い草地は水が引く時期に重要になります。ふんに含まれる窒素の量で見た栄養状態は、雨季の終わりに最も低く、乾季に高くなりました。
ダムの運転後、季節的に水につかる草地は調査地で半分以上減り、植生も変わっていました。カフエ・リーチュエの数は、1970年代の約10万頭から2022年の約2万3千頭に減ったと報告されています。研究者は、水の流れを変えたダムが草地や移動を変え、減少に影響した可能性を示しました。狩猟や家畜との競争も続いており、複数の要因が関わると考えられています。
IUCN Red List (IUCN SSC Antelope Specialist Group) · 準絶滅危惧(Near Threatened, NT) · 世界全体
IUCN SSCアンテロープ専門家グループの2016年の世界評価では、リーチュエは準絶滅危惧(NT)で、個体数は減少傾向とされました。評価日は2016年4月20日、掲載は2017年です。