白い体と、頭の赤い部分が目印のツルです。東アジアの湿地にくらしています。
成鳥の頭頂の赤い部分は、羽ではなく皮膚です。若い個体には茶色や灰色の羽が混ざります。
タンチョウには、東アジアの大陸で繁殖して季節により移動する集団と、北海道で繁殖する集団があります。道北で繁殖した個体の一部は、冬に道東へ移動します。同じ種でも、季節ごとに使う場所は異なります。
大陸の繁殖地では、広い湿地が巣作りや餌探しの場所になります。国際ツル財団は、中国やロシアのアムール川流域などで、湿地の水を保つ管理計画を支えています。地元の人たちと一緒に保全に取り組み、冬を越す朝鮮半島の湿地や農地を守る活動も進めています。
湿地の減少、水の流れの変更、送電線への衝突などが脅威です。北海道のように給餌場へ集まる場所では、感染症が広がる危険も保全上の課題になります。移動先の水辺を守る取組と、同じ地域に暮らす集団の健康を守る取組が、タンチョウの保全に含まれています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
湿地の減少や水の流れの変更、人による妨害、送電線への衝突などが脅威です。繁殖地と越冬地の湿地を守る取組が進められています。給餌場では感染症が広がる危険も課題です。