ロスアザラシは南極の密な海氷で繁殖するアザラシです。Queen Maud Land沖で追跡された6頭は、2月の換毛後に外洋へ移動し、10月に海氷へ戻りました。
背中の毛は濃い茶色から淡い茶色で、腹側は銀白色です。目は大きく、口には獲物を捕らえる針のような歯があります。
Queen Maud Land沖で2001年2月に標識された成獣10頭のうち、約1年間の位置・潜水記録が得られたのは6頭でした。この6頭は換毛後に約2,000 km北へ移り、南極極前線の南側の外洋にとどまった後、10月に南下して海氷へ戻りました。記録では1日約100回潜り、多くは水深100〜300 m、最深記録は792 mでした。潜水記録から、海氷下では中層魚・イカ・一部のオキアミ、外洋ではハダカイワシ類・イカを捕る行動に合うと研究者は推定しています。3頭のメスが11月中旬に連続して氷上にいた記録から、出産と授乳にあたる期間は中央値13日と推定されました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。