頭の上には、大きな突起が2つあります。
記載されたオスの腹部は茶色とベージュのまだら模様で、左右に明るい白色の斑点があります。白い毛が房のように生えています。
Eriauchenus zirafyのオスは、口のそばにある短い付属器の先に、細かく枝分かれした器官を持ちます。小さな突起や穴が集まる部分もあります。二ミリメートルほどの体の中には、頭の大きな突起とは別に、さらに小さな複雑なつくりが備わっています。
二〇一八年に付けられた種名のzirafyは、マダガスカル語でキリンを意味します。研究では、頭に大きな突起を持つ点で似た別種、Eriauchenus bourginiとの違いも調べられました。オスの器官の一つでは、本種は突起の先が五つに分かれ、比較された別種では四つに分かれています。
本種の五つの先端は、長い四つの突起のうち、一つが枝分かれした形です。根元の小さな突起と穴の集まりも、本種を区別する特徴として記載されています。頭の輪郭がよく似ていても、顕微鏡で確かめた口元の細かな形には、別の種を見分ける違いが表れています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
本種の採集資料があるマソアラ国立公園では、管理団体が、開墾、樹木の選択的な伐採、密猟、野火を主な圧力として挙げています。同団体は、傷んだ場所の再生や生態調査を、進行中の保全活動として掲載しています。本種については、過去の採集地点と植物のある場所を繰り返し調べ、生息状況を確かめる調査が考えられます。