ハシブトイスカは北ヨーロッパにすむイスカの仲間で、マツの種子を探します。英国で見られる数は限られ、冬に北から少数が現れる年があります。
近縁のイスカと比べて体つきが大きく、声にもわずかな違いがあります。似た種との見分けは難しいことがあります。
ハシブトイスカは、ヨーロッパアカマツの種子を主な食物にする北ヨーロッパの鳥です。スウェーデンの種子生産と、イギリスなどへ飛来したイスカ類の記録を比べた研究では、本種の大規模な移動は、マツの種子が少ない年と結びついていました。ノルウェートウヒの種子が少ない年にも、ハシブトイスカとイスカの大規模な移動が多く記録されました。
前年に針葉樹の種子が多く実り、当年はヨーロッパアカマツとノルウェートウヒの両方が不作になる年に、二種の大規模な移動が起きるというモデルが最もよくデータに合いました。スウェーデンとフィンランドでは、同じ種類の木の種子の実り方が広い範囲で連動していました。鳥の移動記録は、森の種子の年ごとの変化と結びついていました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
北ヨーロッパの記録では、ハシブトイスカの大規模な移動はヨーロッパアカマツの種子が少ない年に結びつき、前年に針葉樹が豊作で当年に二種の針葉樹が不作となるモデルがよく合いました。