オーストンヘミガルスは、ベトナム、ラオス東部、中国南部の一部に分布するジャコウネコ科の動物です。湿った森で、ミミズなどの小動物を探します。
背中には太い黒褐色の横しまがあり、顔から肩にかけて模様が分かれます。首や前脚には斑点があり、毛は象牙色から銀灰色です。
オーストンヘミガルスの既知の生息記録をもとに、研究者はベトナム、ラオス東部、中国南部で現在の気候に合う場所を推定し、将来の気候シナリオ別の分布もモデル化しました。現在の推定地図には21の保護区が含まれ、ベトナムが18か所、ラオスが3か所でした。気候の記録と既知の生息地を重ねて推定しています。
将来シナリオでは分布が標高約600m以上高い場所へ移り、適地面積は平均約42%縮小する予測でした。この面積変化のばらつきは約20.3%で、モデルに残る保護区も21か所から13か所へ減る予測でした。その内訳はベトナム10か所、ラオス3か所です。ベトナムとラオスの国境に連なるアンナン山脈沿いが気候の避難場所として挙げられました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
気候モデルでは、オーストンヘミガルスの適地面積が将来平均約42%減り、残る保護区も21か所から13か所になる予測でした。研究者はアンナン山脈沿いを気候の避難場所として挙げました。