赤・黄・青の鮮やかな羽と、大きく曲がったくちばしを持つインコです。
目のまわりには羽が少なく、淡い色の皮膚が見えます。
コンゴウインコは、別の巣から移されたひなを受け入れ、育てることがあります。ペルーの保全調査で新しいひなを迎えた巣では、母親がまず近づき、羽を整えるようにつついたり、食べ物を与えようとしたりしました。新しく来たひなへの給餌は、日がたつにつれて増えていきました。
2021年の研究は、ペルー南東部のタンボパタで、2016年10月から2019年3月までの三繁殖期に行われました。研究者は、元の巣で育ちにくいひななどを一時的に人の手で育て、野生のつがいの巣へ移しました。移した後も体重や食べ物の入り具合を確かめ、必要に応じて餌を補いました。別の巣へ入れた28羽はすべて受け入れられ、そのうち25羽が巣立ちました。給餌を比べた十組では、移したひなは初め少なめに餌をもらっていましたが、約十日後には、もとからいたひなとの差が縮まっていました。育てる親の行動に、人による細かな支えを組み合わせた取り組みです。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
中央アメリカでは、密猟と森林の喪失がコンゴウインコの地域個体群を脅かしています。野生生物保全協会は2025年4月、グアテマラのマヤ生物圏保護区で、体重の軽いひななどを手育てしていると報告しました。育ったひなは別の親の巣へ入れるか、飛ぶ練習のできる囲いを開放して森へ戻す方法が使われています。森林火災や違法な牧場開発から、巣を作る木と森林を守ることも、この地域の保全上の課題です。