西アフリカの海岸から川や汽水域まで暮らすマナティーです。水草やマングローブの植物を主に食べます。
体は灰色がかった茶色です。
アフリカマナティーは、西・中央アフリカの川や湖、沿岸の水域に暮らします。水が濁り、姿を見つけにくい場所も多くあります。そこに何頭いるか、どこを使うかを知るには、水面に現れた姿に加え、水の中に残る情報も手がかりになります。保全に必要な居場所を探る研究が続いています。
カメルーンのオッサ湖では、十か所で一年間、目で探す方法、音を出して反射を調べる方法、鳴き声を録音する方法が比べられました。2023年に発表された研究では、鳴き声を捉える方法が、三つの中で最も多く存在を確かめられました。見えにくい動物の声が、調査を助けた例です。
一方、浮草のサルビニアが広がる場所では、声を使った方法も条件の影響を受けました。水の深さや透明さも、見つかりやすさに関わります。狩猟や漁網、ダムなどの脅威に向き合う保全では、地域の研究者や住民が分布の調査、救護、暮らしの支援、教育などに協力しています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
狩猟、漁具への混獲、ダムによる閉じ込め、生息地の変化などが脅威です。地域の研究者や住民のネットワークが分布の調査や救護、教育を進め、狩猟に代わる生計づくりも支えています。