大人になっても頭の両側にふさふさしたえらを残し、水中でくらすサンショウウオです。
幅広い頭を持ち、頭の後ろから外へえらが伸びています。尾には泳ぐためのひれがあります。
ウーパールーパーの野生のすみかは、メキシコ市のソチミルコに残る水路です。水の汚れや、持ち込まれたコイとティラピアによる捕食が、生き残る上での問題になっています。保全の取組では、水辺の農地「チナンパ」を、作物を育てながら動物も暮らせる場所へ整えています。
メキシコ国立自治大学のチームは、農家と協力して水路にフィルターを設け、水質を保つとともにコイやティラピアの侵入を防いでいます。水の中の酸素や食べ物の状態も調べ、夜に動くウーパールーパーの暮らしを支える環境を整えます。農地の利用と、水中の避難場所づくりを組み合わせた方法です。
2024年の報告では、準備した3か所へ2023年10月に12匹を入れ、その後の状態を調べる段階が紹介されました。竹と網で囲った場所を使い、入れる前後の体重や健康を比べます。水辺を整える作業と、そこで動物が暮らせるかを確かめる調査がつながっています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
水の汚れや水辺の減少に加え、持ち込まれたコイやティラピアも野生の個体を脅かしています。
ソチミルコでは、大学と農家が協力し、水路の水質を保ち、持ち込まれた魚の侵入を防ぐ避難場所を整えています。準備した場所で個体の健康などを調べる取組も行われています。