体の上側をうろこで覆われ、長い舌でアリやシロアリを食べる哺乳類です。ボルネオ島では森林だけでなく、庭を含む耕作地でも記録されています。
褐色のうろこが背と尾を覆い、前足に長い爪があります。鼻先と尾は細長く、歯はありません。
マレーセンザンコウは、うろこに覆われた体と、枝をつかめる長い尾を持ちます。爪でアリやシロアリの巣を開き、粘る舌で餌を取ります。地面を歩くだけでなく木にも登り、危険が近づくと体を丸めて、うろこのある背中で身を守ります。
ふつう一度に生まれる子は1匹で、移動するときには母親の背中や尾に乗ります。シンガポールでは自然保護区の森などにすみ、周りの住宅地へ出ることもあります。森と人の住む場所が近い土地では、夜に歩く道が、人の使う道路につながることがあります。
分布域では肉やうろこのための密猟が脅威になる一方、シンガポールでは車との衝突や森林の減少が特に大きな課題です。同国の2024年のレッドデータブックは、地域のこの種を、絶滅のおそれが極めて高い「CR」に区分しています。木登りや穴掘りができる体も、道路を渡るときには危険にさらされます。
シンガポール・レッドデータブック · 絶滅の危険が極めて高い(CR) · シンガポール
分布域では肉やうろこのための密猟が脅威です。シンガポールでは、車との衝突と森林の減少が特に大きな課題です。