ムーアモンキーはスラウェシ島南西部に分布するサルで、果実を中心に食べ、葉や節足動物も食べます。
体の毛は茶色から濃い茶色で、尻には淡い灰褐色の毛の部分があります。
インドネシアの南スラウェシで、研究者は6地点に29本の線状ルートを設け、合計57キロのルートを各2回歩きました。延べの調査距離は114キロで、ムーアモンキーの密度と出会う頻度を推定し、開けた場所や狩猟用のわなとの関係を調べました。調査地は森林、農地、草地、カルスト地形を含んでいました。
森林のある場所では、開けた場所やワイヤーループわなが見つかった場所より、ムーアモンキーに多く出会いました。人や家畜が多い調査区でも、出会う頻度は高い結果でした。過去の調査との比較では、少なくとも2地点で出会う頻度が低下していました。調査地全体の推定密度は1平方キロあたり24頭で、1992年の推定値36.1頭より低いものの、信頼区間は重なっていました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
この調査では、少なくとも2地点で過去より出会う頻度が下がっていました。開けた場所やわなのある場所でも出会いが少なかったため、著者らは南スラウェシの地域差を調べ続ける必要を示しました。全域の個体群の変化を判断するための、複数地点の調査記録です。