大人になると白くなる、北極の海のクジラです。丸い額を持ち、背びれはありません。
生まれたばかりの子は暗い灰色です。成長とともに体の色が明るくなります。
シロイルカは生まれたときには暗い灰色で、成長すると体が白くなります。首の骨がつながって固まっていないため、頭を上下や左右に動かせます。北の海で暮らし、群れで移動する姿が見られます。衛星標識を使うと、川の河口にいた個体が、湾や流氷のある海へ進む様子を追えます。同じ場所で標識を付けた個体にも、異なる移動が記録されました。
東ボーフォート海系群のシロイルカ10頭(オス7頭、メス3頭)に、1997年7月26日〜8月1日、マッケンジー・デルタで衛星標識を付けた研究では、8頭が数日後に東のアムンゼン湾へ移り、6〜16日かけて湾を時計回りに回りました。別のメス1頭は北の流氷域へ進みました。追跡が秋まで続いた個体には西部チュクチ海へ移動したものがあり、オス1頭は11月27日にベーリング海峡を通過しました。
米国の絶滅危惧種法(ESA) · Endangered(絶滅のおそれがある種・個体群) · アラスカ・クック湾の個体群
水中の騒音、汚染、生息地の変化などが脅威です。アラスカのクック湾の個体群は、米国の法律で絶滅のおそれがある個体群に指定されています。