長い胸びれと、尾の裏側の模様が特徴のクジラです。
アラスカでは、一頭で泡の網を作って餌を捕らえるザトウクジラが記録されています。
ザトウクジラの一部は、水中に泡を出して餌を集め、口を開けて取り込みます。複数のクジラが一緒に行う姿のほかに、一頭で泡の網を作る行動も記録されています。アラスカでは、ほかの個体が関わった記録を分け、単独での採食だけを取り出した分析が行われました。泡を使う狩りにも、さまざまな形があります。
2019年7月、アラスカ南東部のフレデリック海峡とスティーブンス海峡南部では、1頭で泡の網を作ってから突進する採食が記録されました。記録計を付けた5頭について、ほかのクジラが関わった記録を除いた277回の単独での採食が分析されました。
尾の裏などの白い模様は一頭ごとに異なり、個体を見分ける手がかりになります。水面に現れる姿と水中の泡の動きから、食事の場面がたどられます。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
漁具や海のごみへの絡まり、船との衝突、水中の騒音が脅威です。NOAAは地域や個体群ごとに調査と保全を行っています。