コバナフルーツコウモリは香港の森や公園にすむ夜行性のコウモリで、果実や花の蜜を食べます。オスはヤシの葉をかじって、テント状の休み場所を作ります。
目が大きく、子犬のような顔に見えることがあります。オスはメスより大きく、首まわりがオレンジ色です。メスは小さく、首まわりは黄褐色です。
インドで行われた20か月の調査では、コバナフルーツコウモリを捕獲・観察し、休息場所を利用する個体どうしのつながりを調べました。捕獲は134回あり、個体識別できたコウモリは113頭でした。群れがどのように集まり、個体が複数の場所を使うかが記録されました。休息場所ごとの集まり方も比べられました。研究では一頭のオスを中心とするハーレムが群れの単位かも検証しました。
分析に使われた47回の観察では、群れの構成は固定した一夫多妻の形ではなく、複数のオスとメスが出入りする柔軟なつながりでした。個体は複数の休息場所を使い、特定の木より地域への定着性が高く表れました。休息場所の利用は、群れの変化とともに記録されています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
20か月の観察では、コバナフルーツコウモリは複数の休息場所を使い、群れの構成も柔軟に変化しました。