繁殖期には栗色の帽子と赤褐色の模様が目立つシギです。成鳥が南へ渡った後、幼鳥はアラスカを経由してオーストラリア方面へ向かいます。
繁殖羽では背と胸に赤褐色が広がり、胸には濃い斑点、頭には栗色の帽子模様があります。
2026年の研究は、オーストラリアで集められた636,167件の標識記録から、長距離を渡るシギ・チドリ類12種の非繁殖期の場所への戻り方を調べました。84,000羽を超える鳥の記録を含み、ウズラシギも対象です。個体識別標識の再観察記録を照合して、季節ごとの場所の利用を比較しています。各地の再観察率は地点別に推定されました。
ウズラシギの場所への忠実度は、ウェリビー/アヴァロンで99.6%、ウェスタンポートとスワン湾でそれぞれ100%と推定されました。対象データに含まれる14,435個体のうち、809個体が再確認されています。これらは内陸湿地も使う本種について、豪州沿岸の調査地点で得られた結果です。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
本種は内陸湿地も利用しますが、論文は沿岸の調査地点で再確認された個体が多い一方、内陸湿地を使う鳥は監視記録が少ないと述べています。沿岸湿地と内陸湿地の両方で標識・再観察を続けると、豪州の非繁殖期に利用する場所をより広く把握できます。