北極圏で繁殖し、渡りの時期には遠く離れた海岸まで移動するシギです。繁殖羽の腹側は赤橙色になります。
繁殖羽では腹側が赤橙色になり、背には金色、淡褐色、赤褐色、黒などの細かな模様が入ります。非繁殖羽は灰色が目立ち、赤い部分の色合いは亜種によって異なります。
繁殖地は高緯度のツンドラで、渡りや越冬の時期には砂浜や干潟で小動物を探し、群れで休みます。6亜種が知られ、それぞれ繁殖地や越冬地が異なります。
オスがツンドラの乾いた石の多い場所に巣の候補となる浅いくぼみを作り、メスが使う場所を選びます。草や葉などを敷き、卵を3〜4個産みます。オスもメスも抱卵し、21〜23日でふ化した綿羽のひなは、まもなく巣を出ます。
一年の多くの時期には、小さな二枚貝を中心に、巻貝、ヨコエビ類、ゴカイ類、小さなエビやカニなどを食べます。北極圏の繁殖地では季節の初めに草の種や芽も食べ、ひなはユスリカなどの昆虫を食べます。
ずんぐりした体で、くちばしはまっすぐで付け根が太く、脚は暗い色や緑色を帯びます。幼鳥は背に細かなうろこ状の模様と白い眉状の線があります。冬羽は灰色の背と淡い腹に、胸や脇の細かな模様が残ります。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。