記載されたオスとメスでは、頭から胸が暗い赤茶色です。
記載されたオスとメスの腹部には、灰色がかった茶色とベージュのまだら模様があります。腹部の背中側には3対のこぶがあります。
Austrarchaea platnickorumは、雨林に隣接するスノーガムの林でも見つかるクモです。株立ちになるスノーグラスの下に、地面より高くたまった落ち葉が、小さな居場所になっています。詳しく記載されたオスでは、頭の最も高い部分が中央近くにあり、そこから後ろへなだらかに下がります。頭から胸を覆う部分の高さは2.38ミリ、前後の長さは1.15ミリでした。草の株の下に収まる体でも、横から見ると高く持ち上がった輪郭です。
2011年の研究の基準標本は、2010年四月18日にニューイングランド国立公園のバンクシア・ポイントで採集されました。標高1491メートル、ナンキョクブナの雨林と隣のスノーガム林で、地上より高い落ち葉をふるいにかけて得た標本です。同じ場所のオス、メス、幼体から各一個体、計三個体のDNAを調べ、研究で比較したほかの仲間と異なる八か所の塩基を示しています。居場所の記録と形、遺伝子を結び付けた研究です。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
本種が生息するニューイングランド国立公園では、外来植物や野生化した動物による生態系への影響が管理上の課題です。公園を管理するNPWSは、キャッツクロー・クリーパーやチェリーグアバなど、新たに広がる外来植物のリスクを調べると説明しています。公園内では森林の回復や自然植生を取り戻す活動も継続されています。小さなクモの居場所を含む、公園全体の環境を守る取り組みです。