ペルー北部のLas Ashitas、標高3,150mで採集された標本から記載された小型のトガリネズミです。背は暗い灰褐色で、毛は柔らかく密に生えます。
背側は暗い灰褐色で、毛は柔らかく密です。原記載では尾は中程度の長さで、頭胴長の約48%とされています。
ペルーコミミトガリネズミは、ペルー北部の高地にすむ小さな哺乳類です。アンデスの山々に暮らすトガリネズミの仲間です。
二〇二五年の研究者たちは、ペルーとエクアドルの博物館に保存された標本を比較しました。その中には、ペルーコミミトガリネズミという名前の基準になった一匹のメスも含まれていました。頭骨の骨のつなぎ目が一部開いており、まだ十分に成長していない個体と判断されています。
この標本について、以前の記載では耳の近くの骨の後ろ側に、小さな穴がないとされていました。ところが調べ直すと、左右の骨のどちらにも、その穴がはっきり見つかったのです。これは種類を見分ける特徴の一つを問い直す発見でした。古い標本は名前を付けたときの資料であり続けると同時に、新しい観察によって動物の姿をより詳しく知るための手がかりにもなっています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
二〇一八年のペルーの種別資料は、当時この名前で知られていた個体群について、農地や集落の拡大、森林伐採、鉱業権の増加を脅威に挙げています。分布と生息数を調べ、それらの影響を確かめる調査を勧めています。