アメリカグンカンドリは、長い翼と深く二股に分かれた尾をもつ大型の海鳥です。米州の熱帯・亜熱帯の海の上を飛びます。
体の大部分は黒色です。成鳥のメスは頭が黒く胸が白色で、幼鳥は頭と腹が白く、成長につれて頭が暗くなります。繁殖期のオスは赤いのど袋をふくらませます。
アメリカグンカンドリは、長い翼と深く分かれた尾を使って、暖かい海の上を飛びます。水面近くへ下りて小魚などをくわえ、ほかの鳥を追って餌を落とさせることもあります。空中で食べ物を得る暮らしは、魚が海の表面へ出てくる機会にも関わっています。
繁殖地では、オスが赤い喉の袋を大きく膨らませ、翼を震わせてメスへ求愛します。木や茂みなどの巣へ、ふつう卵を一個産み、オスとメスが温めて子へ餌を与えます。ひなが育つ途中でオスが世話を離れ、その後もメスによる給餌が長く続きます。親の役割は、子の成長とともに変わります。
繁殖地の環境が失われることや、人が近づく影響は、一部の集団への圧力になります。海のプラスチックごみの影響も懸念されています。ガラパゴスでは国立公園による保護のもとで暮らします。餌をつかむ海と、長い子育てを行う沿岸の木々の両方が、その生活の場になっています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
一部の集団では、繁殖地の減少や人の接近が圧力となり、海のプラスチックごみの影響も懸念されています。ガラパゴスでは、国立公園による保護の対象となっています。