青みを帯びた黒い体に栗色の下腹部と白い尾の先をもち、くちばしと脚は赤色です。頭には冠羽があり、林床で落ちた果実を探します。
羽は青い光沢のある黒色で、下腹部と尾の付け根の下面は栗色、尾の先は白色です。くちばしと脚は赤く、頭にはよく発達した冠羽があります。
アマゾンホウカンチョウは、南アメリカの熱帯林に暮らす大型の鳥です。アマゾンの川沿いに暮らす人々にとって、よく知られた森の動物でもあります。ブラジルのパラ州では、地域の人への聞き取りから、食用などの利用や、鳥について伝えられてきた知識が調べられました。
その一方で、森が分かれて残る場所では、この鳥が暮らし続けられるかが調査の対象になっています。2017年に発表されたブラジル南部アマゾンの研究では、住民への聞き取りと、森林を歩く調査が使われました。アマゾンホウカンチョウが見つかる場所は、見つからない場所より、森林が広い傾向がありました。
さらに、伐採による森林の変化とも関係が見られました。面積が残っていても、太い木や枝葉が失われると、鳥が使う環境は変わります。地域の人が知る鳥の暮らしと、森林の状態を測る調査を合わせることが、生息地を知る手がかりになります。森の広さと中の姿を、ともに残していくことが保全の課題です。
IUCNレッドリスト(BirdLife掲載) · 準絶滅危惧(NT) · 世界
森林の減少・分断や伐採、狩猟が保全上の課題です。地域での利用や知識を把握し、広く良好な森林を残すことが重要です。国際的な評価では準絶滅危惧に位置づけられています。