ワオマングースは、赤と黒の輪模様の尾が目立つマダガスカルの肉食哺乳類です。昼に活動し、地上を主に動きながら木にも登ります。
細長い体は赤褐色で、足は黒いです。ふさふさした尾には赤と黒の輪が並びます。
マダガスカルに広く分布するワオマングースは、毛色の違いをもとに3つの亜種に分けられてきました。研究者は島内各地の19標本から、ミトコンドリアDNAの制御領域約550塩基を読み取り、地域ごとの遺伝的な違いを比較しました。この研究では、毛色と地理で分けられた亜種が遺伝的にも異なるかを検討しています。近縁種の配列も比較対象に加え、島内集団の系統関係を調べました。
分析では、島の西部集団に強く支持される固有の遺伝的特徴が見つかりました。一方、北部と東部の亜種を管理上の別単位として扱う根拠は明確になりませんでした。比較には近縁種の配列も加え、島の西部で見られた特徴と北部・東部の関係を系統の観点から評価しています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
19標本の遺伝子解析では西部の集団に固有の特徴が見つかり、北部と東部の区分は明確になりませんでした。