クロアタマヨザルは、南米アマゾンの森林にすむ、夜の活動が中心の小型のサルです。大きな目と、目の間から伸びる黒い線が目立ちます。
体毛は短く、灰色や茶色がまじります。暗い頭には目の上の白い半月形の斑と、両眼の間から伸びる黒い線があります。目は大きく、首や腹、手足の内側には淡いオレンジ色が入ります。
クロアタマヨザルの生息環境を調べた研究では、ペルー南東部の二つの調査地で14群が観察されました。すべての群れは二次熱帯雨林で確認され、在来のタケ類が多い場所も含まれていました。観察されたねぐらの半数はタケ類にあり、ほかにはサトウキビ状の低木やつる植物の茂みが利用されていました。
二つの調査地で推定された密度は、1平方キロメートルあたり19頭と50頭でした。ふんからは二度の野外調査を通じて12種の植物の種子が見つかり、セクロピア科・コショウ科・クワ科が多く含まれていました。調査地では人の集落から1キロ未満の森にも群れが見られ、休息場所と食べる植物が記録されています。群れの構成や果実の利用も調査項目に含まれていました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
二つの調査地では、クロアタマヨザルの群れが二次林で見つかり、半数の観察ねぐらはタケ類にありました。群れの一部は人の集落から1キロ未満の場所にも生息していました。ふんから見つかった12種の種子には先駆植物の仲間が多く含まれ、調査地の二次林で利用される食物が記録されました。