丸く張り出す額と短めの胸びれを持ち、暖かい海で暮らすクジラの仲間です。
体は黒色から暗い灰褐色で、背びれの後ろには灰色の模様があります。
マデイラ島沖のコビレゴンドウ六頭を昼間に調べた研究では、吸盤式の記録器が平均二時間半ほど装着されました。その間、クジラは平均で時間の76.3%を水面で過ごし、潜水は一時間に約6.8回でした。それでも最深の記録は988メートルに達しています。浅い場所に長くいることと、深く潜ることは同じ個体の暮らしの中に並びます。
500メートルを超える潜水は定住型と通過型の両方で確認され、研究者は採餌の可能性を示しました。これは昼の短い観察に基づく数字で、平均値も六頭の範囲です。夜を含む一日の習慣や他海域の群れは、この調査では測っていません。深度の最大値だけでなく、記録器が付いていた時間と対象の数を合わせて読むと、潜水の驚きと日中の過ごし方を同時に捉えられます。
IUCNレッドリスト · 低懸念(Least Concern, LC) · 世界全体(種レベル)
IUCNの2018年世界評価では、コビレゴンドウは低懸念(LC)です。評価日は2018年6月18日で、世界全体の個体数推移は不明とされています。国連のCMS太平洋地域の種情報も、世界区分と推移を同じように示しています。世界評価では低懸念と推移不明が併記され、地域の個体数には別の調査値が必要です。