Actinostola callosa
Actinostola callosa
海底にくらすイソギンチャクです。東部カナダ沖の研究では、体の中から、さまざまな小さな生き物の食べ物が見つかりました。[2]
くらし
カナダ沖の調査個体は、巻き貝や小さな甲殻類、魚のかけらなどを取り込んでいました。流れで運ばれる粒や小動物を受け取る捕食者として報告されています。[2]
すむ場所
見つかった場所 · 東部カナダ沖の調査海域[2]
深い海底
2010–2011
自分より幅のあるクラゲを飲み込む
ノルウェーのルーレフィヨルドにすむ個体は、黄白色の体を海底から立ち上げ、たくさんの触手を外側へ反らせて広げています。口の周りは鮮やかな黄色です。大きなクラゲを口へ引き寄せて飲み込みます。[3]
この姿を詳しく調べた研究では、一九九九年と二〇〇〇年に無人探査機が海底へ下りました。クラゲPeriphylla periphyllaを飲み込んでいる個体が見つかり、さらに現地で、直径約一五センチのクラゲを触手のそばへ置く実験も行われました。触手はすぐにクラゲにくっつき、縮みながら口の方へ引き寄せました。[3]
イソギンチャクは口を大きく開き、自分の幅より大きなクラゲを取り込み、四〇分後には半分以上を飲み込んでいました。採集した幅一四センチの一個体を、暗い水温六度の環境で飼った実験では、直径六センチのクラゲを四時間で丸ごと取り込みました。海底での観察と給餌実験によって、深海のクラゲを食べる様子が具体的に確かめられました。[3]
守るために
本種が調べられたルーレフィヨルドと隣接海域では、二〇二〇年六月に海洋保護区を設ける決議が出されました。政府資料は、海底や水の入れ替わり、流れを変える大きな工事を地域の保全上の脅威に挙げています。海底を掘ることや土砂の投入、構造物の設置などが含まれます。保護区の管理に向けて、生き物の分布調査と継続的な監視も必要とされています。これは本種がくらす海底を含む海域全体の保全策です。[3][4]
出典
- Catalogue of Life 2026-09-25 XR
Catalogue of Life · 2026-10-13
- Trophic ecology, diet and feeding behaviour of three bathyal sea anemones (2022)
Sun et al. / Deep Sea Research Part I · 2026-10-13
- Actinostola callosa (Verrill, 1882) (Actinostolidae, Anthozoa), a medusivorous sea anemone and its mass occurrence in the Lurefjord, Norway
Gerhard Jarms, Henry Tiemann / Helgoland Marine Research 58:15–17, February 2004; online 10 September 2003, DOI 10.1007/s10152-003-0158-y · 2026-10-23
- Forskrift om vern av Lurefjorden og Lindåsosane marine verneområde
Norwegian Ministry of Climate and Environment / Royal resolution 23 June 2020, PDF section 1.4 p.5 / 4.1.6 p.12 · 2026-10-23